【簡単!】山でつめた〜い冷汁を作って食べる方法

登山者

この夏、山頂でつめた〜い冷汁を食べたいな…

こんにちは、りょうたです。

最近、自宅の前のやよい軒で「冷汁&とり天定食」を食べて、その美味しさに感動しました。

「山で冷たい冷汁食べたい。」

感動が冷めやらぬうちに、山で実用する方法を考えてみました。

この作り方だと、料理が苦手な方でも簡単に美味しい冷汁を食べられます!

「山でとびきり冷たい冷汁を食べたい」という方は、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。

山で冷汁を食べるには〜事前準備編〜

今回の冷汁の材料(1人前)は下記です。

冷汁の材料一覧の写真

  • サバ缶 1個(ツナ缶でも可、推奨はサバの味噌煮
  • 水 140ml
  • マルコメ料亭の味 1袋
  • すりごま(好きなだけ)
  • きゅうり 1/4本
  • 大葉 2枚
  • 豆腐(絹でも木綿でも) 半丁
  • しょうがチューブ 3cm
  • 白だし 小さじ1 (ほんだしでも可)

味噌は、マルコメのやつを使用しました。

もちろん普通の味噌でも大丈夫です。

ですが、水の分量がわかりやすいので、こちらがおすすめ。

山で冷汁を食べるには〜仕込み編〜

冷汁は仕込みでほぼ完成する、といっても過言ではありません。

登山へ出かける日の朝、ちゃちゃっと準備してくださいね。

仕込み手順は下記です。(所要時間10分)

  1. きゅうりは薄切り、大葉は千切りにする、豆腐は適当に切る
  2. みそを140mlの冷水に溶かして、白だし、しょうがを入れる→保冷ボトルへ(氷を入れておく)
  3. 豆腐、きゅうり、大葉、サバ缶は持っていく

①きゅうりは薄切り、大葉は千切り、豆腐は適当

きゅうりと大葉、豆腐を切っていきます。

きゅうりを薄く切った写真

▲きゅうりの薄切りはこんな感じに。

大葉の写真

▲大葉は2枚ぐらい使いましょう。たくさん入れるほど、風味が出ます。

大葉の千切りのやり方の写真

▲大葉をぎゅっと丸めて細く切ると、ラクです。

大葉の千切りの写真

▲大葉の千切りはこんな感じ。

豆腐を6等分にした写真

▲豆腐半丁は6等分にしておきます。1丁使っても問題なしです。

ラップに包んでジップロックに入れた写真

▲濡れたキッチンペーパーで包んで、その上からラップ、そしてジップロックへ。

登山者

なんで、濡らしたキッチンペーパーなの?

りょうた

きゅうりと大葉を乾燥から防ぐためだよ。

ジップロックに豆腐、きゅうり、大葉を入れておくといいです。

いずれも濡らしたキッチンペーパー+ラップでOK。

不安なら、1つくらい保冷剤を入れておくと、日帰り登山では安心です。

みそを140mlの冷水に溶かして、白だし、しょうがを入れる

味噌を溶かして、だしとしょうがを適当に入れます。

マルコメ料亭の味 味噌の写真

▲マルコメの味噌を1袋使います。

お椀にお味噌を溶かした写真

▲少量の冷水に味噌を溶かします。とても溶けやすくて使いやすいです。

白だしを入れる写真

▲市販の白だしを小さじ1、しょうがを3cmぐらい入れます。ほんだしでもいいでしょう。

すりごまの写真

▲すりごま好きなだけ入れます。たくさん入れたほうが美味しいです。

溶かした味噌に残りの冷水を入れる写真

▲残りの水を入れていきます。味噌を溶かす水の量は160mlですが、氷を入れるため、少なめの水(140ml)で溶かしています。

氷を入れる写真

▲最後に氷を2つか3つくらい入れましょう。たくさん氷を入れる場合には、味噌を少なめの水で溶かしてくださいね。

③豆腐、きゅうり、大葉、サバ缶、保冷ボトルを持っていく

山に持っていく持ち物の写真

▲山に持っていくものはこれだけです。

山で冷汁を食べるには〜山で調理編〜

山での調理はとても簡単です。(所要時間3分)

  1. サバ缶を好みの粗さにほぐす
  2. 豆腐ときゅうりを並べて、仕込んだ冷汁をかける
  3. 仕上げに大葉をちらす

①サバ缶を好みの粗さにほぐす

サバ缶をシェラカップに出してほぐした写真

▲サバをほぐします。粗めのほうが存在感が感じられるので、おすすめ。写真はひとかたまり分。

サバの上に豆腐をおいた写真

▲サバの上に豆腐を敷きつめます。

②豆腐ときゅうりを並べて、仕込んだ冷汁をかける

仕込んだみそをかけた写真

▲そこに保冷ボトルに仕込んでおいた味噌をかけます。

冷汁の完成写真

▲最後に大葉をのせて、完成!

山で冷汁を食べるには〜実食編〜

冷汁の完成写真

りょうた

ズズズっ(冷汁をすする)

登山者

お味はどう?

りょうた

…うまーい!粗めにサバ缶をほぐしておいて正解…!サバに味がついているので、しっかりとした味が感じられる。さらに、しょうがと大葉でさっぱり!

ごはんが準備できるのであればかけましょう、ぜひ。一緒にかきこんだら、たまらんです。

サバ缶の残り汁は、冷汁の中に入れて食べたらめちゃめちゃ美味しいです。だから、サバの味噌煮缶を使うのがおすすめ!

冷汁をつくるときのポイント

氷を入れること(冷たく食べる)

ゴマはたくさん入れること(香りがいい、ほんとは白ごまをすった方がうまい)

しょうがと大葉でさっぱり感を出すこと(夏っぽくさっぱり感を出そう)

サバの味噌煮缶を使うこと(残り汁を冷汁に入れても、うまい)

まとめ:この夏、山で冷汁をつくってさっぱりしよう!

つくった冷汁、冷たくてほんとに美味しかったです。

冷汁はこの夏、使えるメニューだということが実証されました。

作り方をおさらいしておきましょう。

仕込み編(所要時間10分)

  • きゅうりは薄切り、大葉は千切りにする、豆腐は適当に切る
  • みそを140mlの冷水に溶かして、白だし、しょうがを入れる→保冷ボトルへ
  • 豆腐、きゅうり、大葉、サバ缶、保冷ボトルは持っていく

 

山で調理編(所要時間3分)

  • サバ缶を好みの粗さにほぐす
  • 豆腐ときゅうりを並べて、仕込んだ冷汁をかける
  • 仕上げに大葉をちらす

ぜひ、紹介した冷汁を作ってみてくださいね。

登山者

これ超簡単なので、食欲ないときに家庭でつくってもいいね。

山頂で冷汁を食べると、冷たさとみその塩分で疲れが吹き飛ぶことでしょう!

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