外回り営業のメリットとデメリットを紹介【就活生向け】

タイトル

 

外回り営業をしている人はどのような流れで仕事をしているんだろう。はたらく時間ってどれくらいなのかな、体力面とか女性でもできるの?

悩んでる人

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 外回り営業の1日
  • 外回り営業のメリット・デメリット

 

現在ぼくは製薬企業の営業ではたらいています。

 

今回は外回りでの営業をやったことがないひと向けに、外回り営業のメリット・デメリットを集めてみました。今後、営業職を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

外回り営業の1日の仕事内容

スーツをきている人

外回り営業の1日(ルート営業・新規開拓もあり)

 

一般的な外回りの営業というと朝出社して内勤業務、外勤に出て営業活動、帰社して内勤業務、明日の訪問準備という流れが多いと思います。

 

会社や製品によっていろいろな営業スタイルがあると思いますのでこんな職業もある程度に見てみてくださいね。

 

外回り営業のぼくの1日です。

簡単な1日の流れ

 

8:00 医薬品卸 訪問
10:00 事務作業
12:00〜14:00 クリニック訪問
14:00 お昼ご飯
15:00 薬局訪問、休憩
16:00〜19:00 病院訪問

 

帰宅して内勤

医薬品の営業は基本的にはルート営業

 

医師と面会し、医薬品の適正情報を提供しつつ、多くの患者さんに薬を役立ててもらうように、処方を促進する。

自社の薬剤を使ってもらうように処方提案して売り上げを上げるというのがスタンダードな営業になっています。

 

エリアで担当制

 

エリアの病院、クリニック(開業医)の中から行くべき先をリストアップして訪問しています。

基本は取引のある得意先への訪問(ルート営業)ですが、もちろん新規で開拓することで売りを上げることもやります。ルート営業+新規開拓のイメージです。

 

外回り営業のメリット・デメリット

運転している人

メリット

自分でスケジュールを決めることができる

 

外回り営業の最大のメリットは自分でスケジュールを自由に決めることができることです。

がっつり営業回りしたい気分のときにはスケジュールを詰めて1日を過ごすことができます。逆に気分がすこし乗らねーなってときにはゆったりと回ることもできます。

自分の気分に合わせて営業ができるのは大きな魅力ですよね。

 

営業中は誰にもみられていない

 

外回りの営業中は基本営業車にひとりで移動、ひとりで営業なので会社の人にはみられません。もちろん、責任はともないますが営業中は社内の目を気にせず、自由にできます。

なので車で音楽を聴こうが、すこし仮眠を取ろうが誰にも文句は言われませんよ。

 

売り上げさえ上げていればなにも言われない→評価がわかりやすい

 

これは営業であれば共通することかもしれませんが、営業成績がよければ自分の営業活動について文句を言われることはありません。

営業は結果がすべて的な側面があるためですね。

数字で評価されるので評価尺度がわかりやすいというのもメリットです。

例えば事務職であれば自分はがんばっていると思っていても、評価尺度があいまいなので不満がつのることもあるかもしれません。

ですが、営業であれば数字できっちり評価がわかれます。目標を達成するか、しないかと、とてもわかりやすいです。

 

直行、直帰OK

 

直行、直帰が可能な会社が多い印象です。朝、会社に出社せずに訪問先へ。1日外回りで営業してそのまま自宅に帰るという営業スタイルです。

直行、直帰であれば、会社の人と顔をあわせる必要がなくてラクですよね。ほんとに気が楽でいいです。

飲み会の回数も減りますし、なにより自分の時間を大切に使うことができます。

 

デメリット

自己管理が必要→責任あり

紹介した通り、外回り営業は自分で自由にスケジュールを決められます。

ですが、個人に裁量がある反面、自己管理が必要です。会社の人に見られる環境がないため自分を律して仕事に打ちこむことが必要になりますよね。

誰かに管理されているほうがラクでいいという人には向いていないかもしれません。

 

売りがあげられないときは辛い

外回り営業に限ったことではないですが、売上が上がらないときには苦しい思いもします。自分の営業活動も売り上げには影響していることは言うまでもありません。

ですが、数字目標や担当エリアによって運要素もおおいにあります。なので成功する確率を上げるために訪問軒数を上げるなどの活動が必要です。

 

帰宅時間にばらつきがある

外回り営業では得意先によって訪問時間が遅いケースがあります。当然、お客さんありきの営業なので相手に合わせた訪問計画を立てないといけないです。

例えば、あなたが仕事中で忙しいときに訪問されても、相手に対して面会の時間をとって話を聞くことが難しいですよね。

それと同じで相手を気にした適切な時間帯で訪問が必要です。その結果、最終訪問が遅くなり、帰りが遅くなることもあります。

 

メンタルが必要

外回り営業で回っていると断られることも少なくないです。断られたときにいちいち反応していると心が持たないです。

なのでメンタルが多少強くないとやっていけないです。ただ、営業を続けていると断られることに慣れてくるのでこの点は問題なしです。問題は最初のうちをどう乗り切るかですね。

 

外回り営業についての疑問点に答える!

アイデア

はたらく時間の長さって実際どうなの?

 

はたらく時間は自分でコントロールすることができます。ぼくの会社では基本的に就業時間は9時から17時40分までとなっています。

なのでその時間はたらけば、文句は言われないです。時間外の勤務については残業代は支給されません。ですが、1日3時間以上の外勤で手当て+日当がつきます。

 

休憩はいつ、どれくらいとるのか?

 

自由です。自分が好きなときに休憩して問題なし。

内勤で事務作業を指定いるひとと比べてほかの社内のひとの目を気にする必要がないです。ただし、時間を決めておかないとだらだらと無駄な時間を過ごしてしまいますので注意が必要ですね。

 

外回りをしないで売り上げを上げることはできるのか?

 

いまの段階では難しいです。外回りしないで売りをあげることが出来れば非常に効率的でラクですよね。

技術的に業界では今後AIが導入されていきます。

営業する見込みのあるお客さんをAIを使って絞って外回り営業を最小限にすることは可能だと思います。

もしくは必要な情報提供はAIに任せて自分は最後のひと押しで訪問するというスタイルになっていくかもしれません。

先のことなのでなんとも言えませんが、今後外回りの営業がAIによって効率的になることは間違いなしです。

 

体力的には女性でもできるのか?

 

女性ではたらいている方はたくさんいますので大丈夫です。肉体労働というよりは頭を使って営業をかけるので、体力的にも問題なし。

また、ぼくの会社では結婚して産休、育休後に復帰されて時短ではたらいている人もいます。

最近でははたらき方もととのってきており、昔と比較すると柔軟なはたらき方ができるようになってきています。

 

まとめ

 

外回り営業のメリット

 

  • 自分でスケジュールを決めることができる
  • 営業中は誰にも見られていない
  • 売り上げさえ上げていればなにも言われない→評価がわかりやすい
  • 直行直帰OK

 

外回り営業のデメリット

  • 自己管理が必要→責任あり
  • 売りが上げられないときは辛い
  • 帰宅時間にばらつきがある
  • メンタルが必要