営業でノルマが必要となる5つの理由を考えてみた!【営業未経験者向け】

タイトル

 

ノルマがない営業ないかな。ラクそうだから、ノルマがない方が絶対にいいに決まっている。

 

こんな考え方をもっている就活生必見です。

ノルマがないことが果たしてほんとにいいことなのか。

ってところを製薬企業の営業職に入社して3年目のぼくが解説します。

結論から言うとノルマがあることでいいこともあります。本記事はノルマがあるから営業やりたくないというひと向けの記事になっております。

本記事の内容

  • ノルマがないと起きてしまう4つのこと
  • 逆にノルマがあることによって起こる問題

それではみていきましょう。

そもそも営業職におけるノルマって何?

ジャンプしている人

 

いわゆる会社から営業マンに課せられている目標数字のことです。

会社として生き残るためにはこれぐらい商品を売らないといけませんよ。っていう基準の数字みたいなものです。営業職には必ずと言っていいほど設定され、日々ノルマを追いかけて仕事をしています。

 

営業でノルマがあった方がいい5つの理由

考える人

①評価基準が曖昧になる

 

ノルマがないとあなたの評価基準が曖昧になります。

つまり、あなたの「会社への貢献度がはかりにくい」ということ。会社での評価は昇給や給与に影響してきます。

例えば、事務員だとノルマのような数字目標は基本的にはないですよね。なので自分ががんばったとしてもはっきりした評価基準がなくて、人材の評価が難しいです。

一方で営業であればノルマといった明確な数字を達成することで一定の評価が得られます。なのでノルマはあなたが損しないために必要だということです。

 

②会社が潰れる

 

ノルマがなければ会社は潰れる可能性があります。

会社は利益を得ることで次世代に投資して成長していきます。会社は営利組織でボランティアでやっているわけではないですよね。となると、

たとえば利益を10万円つくるには「商品をどれくらい売らなければならないか」が決まってきます。

「商品をどれくらい売らないといけないのか」が目標であり、個々に振り分けられてノルマとなります。なので会社が利益を得て継続的に成長していくにもノルマは必要なのです。

 

③日々の仕事が組みにくい

 

ノルマがないとゴールを設定しにくいです。

目標数字があれば「どこでどれぐらいの売り上げをあげれば、達成できるのか」想像できます。営業活動を集中させるお客さんを想像できればあとは行動するだけです。

ですが、ノルマがないと「どこにゴールをすえて営業活動をするのか」判断が難しいです。特に営業をはじめてまもないころは右も左もわかりません。

なので、ある意味ノルマがあることで日々の仕事が組み立てやすくなっていると言えます。

 

④モチベーションが上がらない

 

ノルマはたいていの場合、昇給や一時金(ボーナス)に絡んでいます。

ノルマがあれば目標達成したときと達成していないときを比較するともらえる金額がわりと違います。一方でノルマがないとボーナスの金額に違いが生まれません。

たしかに「お金のためにはたらいているわけではない!」という人もいると思います。

ですが、生活するにはお金が必要なわけで。お金はあって困るものではないですよね。がんばった分、お金がたくさんもらえるに越したことはないです。

ノルマがないともらえる金額が同じであれば、「じゃあ、営業がんばらなくてもいいや」ってひとは一定数いるはず。

会社は存続のためにノルマを設定していると考えると、聞こえはよろしくないですが、社員のモチベーションをあげるためにノルマを設定していると考えると多少は納得できるのではないでしょうか。

関連記事:営業でモチベーションが上がらない理由&簡単に上げる方法

 

⑤意欲がなくなり、成長できない

 

モチベーションが上がらないと、仕事にたいして意欲がなくなります。

仕事にたいして意欲がなくなると成長できません。ノルマがないとだらだらと責任感なく、仕事をしてしまうというひとも少なからずいるはずです。

「どうせがんばったってもらえる給料はそんなに変わらないしなー」と考えていてはもったいない。

会社を使って成長できる環境があるなら、利用して成長しときましょう。ノルマがあることが自分の成長にいい方向にはたらくこともあります。

 

 

 

逆に営業でノルマがあることによって起こる問題

クエスチョンマーク

ノルマの決め方が正しいのかという問題

 

「各個人に設定されているノルマがほんとに適切なのか」というものです。ノルマの決め方が平等でなければ、人によって評価基準が異なってきますよね。

どのようにノルマが決まっており、ほんとに決め方が正しいのかはよくよく考える必要があります。実際にぼくの会社でも目標数字を決めるときというのはかなりシビアになります。

目標を達成できない場合には給料に反映されて生活に直結するため、当然ですよね。課せられているノルマにたいして疑いをもつことは重要です。

 

ノルマにこだわりすぎると心によくない

 

ノルマに追われて1日中ずーぅっと考えてしまうと心によくないです。

ノルマがきつすぎてそればかり考えてしまって精神的に病むというのはままある話。もちろんノルマが営業マンを追い込んでいるのもあると思います。

ですが、それ以上にはたらいている環境と一緒にはたらいている人に大きく影響を受けています。

なのでノルマがきつくてもある程度は「なんとかなるだろう」と楽観的な考え方をもった方がいいです。自分がつぶれてしまっては損ですからね。

あとは環境が自分にあわないというのであれば、はやめに環境をかえることをおすすめします。ノルマがあると病むというイメージがありますがそれははたらく環境と人によりますよ。

 

 

まとめ

 

営業でノルマがないと

  • 評価基準があいまいになる
  • 会社が潰れる
  • 日々の仕事が組みにくい
  • モチベーションが上がらない
  • 意欲がなくなり、成長できない

 

営業でノルマがある場合の弊害

  • 決め方が正しいのかという問題
  • こだわりすぎると心によくない

ノルマに対して「ノルマってきついからないほうがいいに決まっている!」という考え方もあると思います。

ですが意外とノルマがあることでいい面もあることは事実です。

ノルマがあることによるいい面もわるい面も理解したうえで営業職について考えてみてくださいね。