悩んでいる人
りょうた
はじめてテント泊をする場所って
- どんな雰囲気なのか
- どういうことに注意すればいいのか
- 事前に知っておいた方がいいことはあるのか
など不安なことも多いですよね。
実際にぼくも毎回、はじめてテント泊をするところではたくさんリサーチをしています。
そこで本記事では、白根御池小屋でテント泊をする場合に、事前にぼくが知りたかったことを中心に紹介しています。
ですので、
白根御池小屋でのテント泊について必要な情報をすべてまるっと教えてほしい
こんな方は参考になると思いますよ〜
最後に白根御池小屋テント泊を利用したおすすめのプランニングについても紹介しています。
ぜひ最後まで記事をチェックしてみてくださいね!
目次
【知っておくべき!】白根御池小屋テント泊の基本情報
テント泊で必要となる基本情報をまとめてみました!
標高 | 2230m |
アクセス | 広河原から2時間半 |
テントがどれくらい張れるか | 50張り |
テント場の事前予約は必要なのか | 必要なし |
テント場利用料金 | 500円 |
トイレ | チップ制で利用可能 |
水場 | あり(無料) |
売店 | あり |
食事 | 11:00〜14:00までランチ(荷物を増やしたくないという方へ利用はおすすめ) |
りょうた
詳細な情報は下記、白根御池小屋の公式HPからチェックしてみてくださいね!
白根御池小屋テント泊の流れ
テント受付〜テントを張るまでの流れは下記です。
- 白根御池小屋の受付へ
- 野営届けを記入・提出、支払い
- 好きな場所にテントを張る
- テントにタグを取り付ける
まず白根御池小屋の受付にテント泊をしたい旨を伝えましょう。
すると、「野営届け出」の記入を求められます。必要事項(下記)を記入して提出。
- 明日の予定
- 下山日と下山地
- 名前、連絡先など
代金を支払うと、領収書を発行してもらえます。
またその時に、「テントに取り付けるタグ」をもらえます。
このタグはテントのどこか(見えやすいところ)に取り付けておきましょう。
りょうた
テント泊では事前予約は必要ありません。
ですが、もし小屋泊をする場合には、事前予約が必要になってくるので注意が必要。
素泊まりであっても、事前に連絡を入れておくのが基本です。
【ここがいい!】白根御池小屋でテント泊をするメリット
下記、ぼくが実感した白根御池小屋テント場の特徴やメリットです。
北岳周辺のテント場を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
- 広河原からのアクセスが良好
- トイレが綺麗
- 風がなく静か
- 鳳凰三山の展望あり
①広河原からのアクセスが良好
白根御池小屋のテント場は広河原からのアクセスに優れています。
広河原からテント場まではコースタイムで2時間半ほど。
それほど、時間はかかりませんよね。
ですので一旦、白根御池小屋で一泊して北岳へ向かうのもありです。
体力に自身がない方、テント泊装備の方に特におすすめです。
りょうた
②南アルプスのお水飲み放題
小屋の前に南アルプスのお水が飲み放題の蛇口があります。
この水が冷たくて、たまらなく美味しかったのです…
さらに料金は無料。水が豊富な山域だからこそなのでしょうね。
お水に料金がかからないというのは大変うれしいものです。
りょうた
③トイレが綺麗
白根御池小屋のトイレ、とても綺麗です。
しかも、水洗式…!
とくに女性にとってはうれしいのではないでしょうか。
トイレはチップ制ですが、この綺麗さならうなずけるな〜と思いました。
▲チップ箱の写真。たしか金額は決まっていなかったと思いますが、100円が多かったです。
▲ペーパーは分別なので、流してしまわまないように注意してくださいね。
④風がなく静か
テント場は風がなくとても静か。
理由は、白根御池小屋が山に囲まれているためです。
ぼくが泊まったのは9月の初旬でしたが、風がなく快適に過ごせました。
風が少ないと、
- 寒くないので過ごしやすい
- バーナーを使用したときに効率的に燃焼できる
などの利点があります。
りょうた
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▲ぼくがご飯を食べているところを撮影したタイムラプスです。まわりが木に囲まれているのがお分かりでしょうか…?
⑤鳳凰三山の展望あり
小屋の展望台からは、鳳凰三山が見えます。
美しいです。
りょうた
▲白根御池小屋から鳳凰三山の眺めです。
白根御池小屋テント泊の注意点
ぼくが実際に利用してみて感じた、テント泊の注意点です。
- 荷揚げの日には池のまわりにテントを張る
- 虫がわりといる
- 草すべりコースは急登、準備を
①荷揚げの日には池のまわりにテントを張る
荷揚げのときには「池のまわりにテントを張ってください」とスタッフさんに言われました。
荷揚げとは、山小屋にヘリコプターで荷物を下ろすこと。
このとき、テントが邪魔になることがあるのでしょう。
とはいえ、「朝早く出発してテントを残さないのであれば問題ない」ともおっしゃっていました。
りょうた
②虫がわりといる
池の周りは草木が多いので、テントを張るとわりと虫がいるなという印象でした。
ぼくはそこまで気にはならないのですが、虫が苦手という方もいらっしゃいますよね。
そういった方は、小屋近くにテントを張るのがおすすめ。
理由は池の周りよりも草木が少ないためです。
草木が少ないと、虫が少ないことが推測されます。
▲奥が池の周り。手前が小屋近くのテントサイトです。
りょうた
③草すべりコースを経て北岳山頂へ行く場合
白根御池小屋から北岳へ向かう場合、テント場から出るとすぐに「草すべり」というコースに出ます。
ここが思いのほか、急登でした…
ですので、北岳山頂方面へ向かう方はしっかりとした準備(荷物を軽量化するなど)をするのが吉。
りょうた
白根御池小屋を含むテント泊、おすすめプランニング
ぼくが次回、白根御池小屋を利用してテント泊を行うとすれば、、、という視点でプランニングしてみました。
1泊2日の計画
公共交通機関なら、広河原→白根御池小屋テント泊→早朝北岳アタック→テント撤収→下山
りょうた
2泊3日の計画
2泊3日であれば、広河原→肩の小屋テント泊→北岳→間ノ岳→農鳥小屋テント泊→大戸沢小屋→奈良田バス停
北岳と間ノ岳を満喫できる縦走コースです。
りょうた
まとめ:白根御池小屋テント泊は北岳までの中継地点としておすすめ
本記事では、白根御池小屋でテント泊をするときに知っておいた方がい情報について紹介をしました。
白根御池小屋のテント場は静かで、快適、好立地です。
肩の小屋にテントを立てるのももちろんありですが、1日で肩の小屋まで行くのが難しい、、、
という場合には白根御池小屋のテント場をチェックしてみてくださいね。
りょうた
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