悩んでいる人
こんな疑問に人見知り営業マン3年目がお答えします。
ぼくは話をするのが苦手で、どちらかと言うとひとりで黙っていたいタイプです。ですが、医薬品の営業として2年半ほどはたらいており、会話には困っていません。
営業なので得意先でも、社内でもコミュニケーションをとることが多いにもかかわらずです。
営業って話すことが仕事のようなものですよね。
そんなぼくが得意先や社内でのコミュニケーションの際に「意識している事や会話のコツ」を紹介したいと思います。
本記事の内容
- 会話の苦手な人が意識すべきこと
- 仕事で会話がうまくいくとどんないいことがあるのか
- 今から仕事で実践できる会話のコツ
仕事で会話がうまくいかないと悩んでいる方は記事に少しだけお付き合いくださいね。
目次
仕事上の会話が苦手、、、相手に興味を持とう
会話の苦手な人がコミュニケーションを取るときに意識すべきことはズバリ「相手に興味をもって接すること」です。
なぜなら、まったく知らない人と話をするのは難しいためです。
実際に、「初めて会って話す人」よりも「今日で会って話すのが5回目って人」の方が当然話しやすいですよね。
あなたは「この人との会話が苦手なんだよな」と感じる人についてどれくらい知っていますか?
好きな食べ物、趣味、スポーツ、家族構成、出身地 etc…
全く知らない、あるいは知っている情報が少ないと言う方も多いのではないでしょうか。
相手のことをまったく知らなければ、情報がなくとっかかりがないため、そもそも会話が苦手な人には難しいです。
逆に相手のことをよく知っていれば話はしやすいですし、自然に会話が続きます。
なので「会話する相手に興味を持って相手のことをよく知りましょう」ってことです。
りょうた
仕事で会話がうまくいくといいことがある
相手に気にいられる→気にいられることで仕事がしやすい環境ができる
会話から相手に気にいられることがあります。そうなると仕事がしやすい環境になりますよね。
ただし、相手に気にいられるためにやろうと考えてしまうと疲れますので、その考えは必要はありません。また、相手からの評価もいっさい気にする必要はないです。
ですが、嫌われてしまうと仕事がやりづらくなってしまったり、会社に行きたくないと感じることにつながるので避けたいですよね。
今後もおなじ環境で仕事をバリバリ続けていきたいのであれば、自分のためにいい仕事環境づくりをしましょう。
りょうた
仕事会話術・7つのコツを意識してみる
会話の初めは自己開示から
初対面の人でも同じ職場の人と話すときにも言えることですが、まず30秒程度の自己開示から入るといいと思います。
自己開示とは自分はこういう人間ですよと相手に伝えることです。
相手にあなたがどういう人間かまったく知らない状態だと相手もコミュニケーションが取りにくいでしょう。
なので自分から最初は話して、そのあとは相手に話を振って会話を進めていきましょう。
自分:先日、個人的に楽しみにしていたスターウォーズの最新作を観に行きました〜。結論からいうと、とても面白かったんですよ!
(自己開示から入る)
相手からの反応があればもう少し話してもいいです。
会話が続きそうでなければ、〇〇さんは映画お好きですか?と相手の興味について聞くのもありですね。
こんなしょうもないことを話してもいいのかなと考えることもあると思います。
ですが、自分がつまらないと思うことでも相手にとっては興味のあることだってあるんです。臆することなく積極的に自分を知ってもらいましょう。
あいづちの「さしすせそ」
なんか相手との話がいまいち盛り上がらない、続かないと思ったときは自分のあいづちを気にしてみてください。
会話中、無意識のうちに同じものを使っていませんか?
たとえば、なるほど、うんうんとかですね。
自分が話しているときに相手のあいづちが全部同じでバリエーションのないものだったときのことを想像してみてください。
「あ、この人自分の話聞いていないな、興味ないんだな」って思いませんか?それと同じです。
よく本に紹介されていますが、下記のあいづちを試してみましょう。
さ さすがです!
し 知らなかったです!
す 素敵です!
せ センスいいです!
そ それはすごいです!
僕も仕事で会話するときはよく使っています。褒められていやな人は少ないですので、言われていやな人は少ないと思いますよ。
りょうた
リアクションは基本大きめ、トーン高めで
あいづちを紹介しましたが、リアクションをとるときの声の大きさ、トーンが重要です。
シチュエーションにもよりますが、自分が思っている2倍から3倍の声の大きさ、トーンでOKだと思います。
暗くて低い声というのは信頼感があって頼りがいのある印象を相手に与えるそうです。
ですが、「親しみやすさ」でいうと明るめ、高い声でリアクションをとる方がいいです。
小さな声、低い声で盛り上がる話、親しみのある雰囲気を出していくのは難しいと思います。なので自分が思っているよりも気持ち大きめ、高めであいづち、リアクションをとりましょう。
相手の興味を聞きましょう
冒頭にも紹介しましたが、相手についての情報を持っている方が会話が進めやすいです。
そのためには早い話、相手が今現在、興味を持っていることについて聞きましょう。相手が興味を持っている話ができればあなたと「また話がしたい」と思ってくれるでしょう。
僕がよく使っているワードです。
最近、△△にハマっているんです。〇〇さんは最近「これにハマっている!」というマイブームありますか?
相手のマイブームが聞けたらそこから話がつながりそうですよね。次回の会話でも相手の興味についての話が展開できます。
りょうた
おうむ返しでひと呼吸
「次どんな方向に話を振ろうか…?」会話をつなげるときによく使っているのがおうむ返しです。
相手が話した内容について、①そのまま聞き返す②自分でまとめて要約して返す方法ですね。
相手:昨日、釣りに行ってきたんですよ。自分:釣りに行かれたんですか?(時間稼ぎ)どこまで行かれたんですか?
そのまま相手が話をした釣りについて返しているだけです。相手が釣りに行きましたと話したあとに「次なにを質問しようか」と考える時間が少しだけできます。
相手が込み入ったややこしい話をしてきたときにも使えます。②の方法です。
相手:普段話しているときよりも大きめ、高い声でリアクションをとった方がいいよ。ときと場合にもよるけど。そのほうが相手にも親しみやすく聞こえるからね。
全く意味が同じことを自分なりにまとめて相手に返しているだけです。
これは「単にリアクションをとるよりも、よく話を聞いている印象を相手に与える」ことができます。
りょうた
常に教えてくださいのスタンスで会話しよう
会話の際には、「教えてください!」という姿勢でコミュニケーションをとりましょう。
相手に「仕方ないな、教えてあげよう」と思わせたら勝ちです。
あとは勝手に相手が話してくれるので、圧倒的にコミュニケーションが楽になります。誰かに知っていることを教えるということが好きなひとは多いですよ。
「わからないことは素直に教えてもらう」という態度で会話に臨みましょう。
りょうた
相手に教えてもらったことを実践してお返しすると親密度UPです
前回、相手と話した内容について振り返るときによく使っています。この手法を使うときのメリットは2つです。
- 前回の話を覚えてもらえたと相手はうれしくなる
- 嬉しくなることで親密度がアップする
わかりにくいので例をあげます。前回の話で相手が映画好きだとわかった、おすすめ映画Aを教えてもらったという設定です。
〜映画の感想〜
自分がおすすめしたものを相手が試してくれて、なおかつ喜んでくれたという経験はありませんか?
そのときってとてもうれしいですし、またおすすめしたい!教えてあげたい!って思いますよね。それを相手にしてあげるということです。相手がよろこぶことをやって親密度をあげておきましょう。
りょうた
まとめ:仕事での会話はまず相手に興味をもつことから
- 相手に興味を持って接することが大切
- まずは自己開示して自分を知ってもらう
- あいづちの「さしすせそ」を駆使する
- リアクションは自分が思っているよりも大きめ、声高めで
- 相手の興味を聞くためにマイブームを聞いてみる
- おうむ返しで次の質問を考える時間を稼ぐ、会話への理解度を示す
- 教えてくださいの姿勢は忘れずに
- 教えてもらったことは実践で返す
仕事が楽しくても職場でのコミュニケーションがうまくいってないとストレスがたまります。逆に仕事が辛いときでもコミュニケーションがうまくいっていれば乗り越えることができますよ。
ひとつでも「使えるな、これ」と思ったらさっそく実践してみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました( ^∀^)