医療経営士ってどのような資格なのか、会社から取得を勧められたが学習方法がわからない、勉強はしたいが時間がない…
こんな疑問にお答えします。
この記事では
- 医療経営士とはどんな資格なのか
- 短期間で合格するための勉強方法
について紹介をしています。
ちなみにぼくは2018年3月実施の医療経営士3級試験に受験し、一発合格しています。
参考勉強時間は平日~30分、休日5時間程度、期間は3週間ほどです。
それでみていきましょう。
目次
医療経営士について
どんな資格なのか
医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識と、
経営課題を解決する能力を有し、実践的な経営能力を備えた人材です。
一般社団法人 日本医療経営実践協会より
つまり、病院や診療所の経営に関する知識を持っているスペシャリストです。
どんな人に必要な資格なのか
- 病院の経営に携わるひと
- 医療に従事しているひと
- 他業種でも医療関係に関わりのあるひと
日本医療経営実践協会では医療経営士の位置づけを医療現場を担う重要な人材としています。
製薬企業や医薬品卸会社でも管理職クラスには資格の取得を義務化している会社もあります。
試験概要について
以下、試験の概要です。
医療経営士3級
試験時間:80分
問題数:50問
形式:五肢択一、マークシート
出題範囲:医療経営士初級テキスト8冊(21,600円)、最新の医療関連の時事
受験料:8,640円
合格基準:6割程度
合格率:40%~50%
医療経営士は3級のほかに2級、1級もあります。
りょうた
医療経営士3級試験の勉強方法
ぼくが実践した勉強方法の流れです。
- 教科書を流し読み
- 問題集(医療経営士3級予想問題集)をひととおり解いてみる
- 教科書に問題集の誤りの選択肢を書き写す
- 教科書を読み込む
りょうた
①教科書を流し読み
最初は教科書を流し読んで全体を把握します。
最初に教科書を読む段階では覚えようという気持ちは必要ないです。
教科書の分量も多いのでざーっと全体に目を通すだけでOK。
業界のことをまったく知らないという人は内容がまったく入ってこない場合もあるかもしれません。事実、教科書の内容は正直とてもつまらないです(汗)
そんな方はこちらの書籍も参考にしてみてください。
なるほど、なっとく 医療経営Q&A50【3訂版】 (医療経営士実践テキストシリーズ1)
教科書の内容がうまくまとまっていて、わかりやすいです。
②問題を一通り解いてみる
問題集は医療経営士3級予想問題集(長 英一郎)を解いていきます。(リンクはこちらから)
過去問題は公開されていないため、問題集のみで対策をしていました。
1問ごとに教科書の正解該当箇所を確認し、マーキングをしていきましょう。
③教科書に間違いの選択肢を書き写す
正解該当箇所をマーキングした際、問題の誤りの選択肢を教科書に自分がわかるように書き込んでいきます。
理由は2つあります。
- 教科書を読み返したときに問題集で問われた箇所を確認できる
- 問題集でどんな問題が間違いとなって問われていたか、教科書を見ただけで把握できる
誤りの選択肢を書き込んでいくのは少し面倒ですが、学習効率UPにつながります。
④教科書を読み込む
教科書に書き込んだマーキング、間違いの選択肢の場所を中心に教科書を読み込んでいきます。
試験の出題範囲は広いですが、問われやすいところはマーキングをつけた箇所です。
問われやすい箇所を覚えたら、それ以外の箇所も今ある知識に肉付けするイメージで覚えていきましょう。
りょうた
【時間がない人向け】協会実施の試験直前対策講座がある【医療経営士3級学習法】
日本医療経営実践協会主催の試験直前対策講座が全国で実施されています。
以下、セミナーの概要です。
協会推薦対策講座
- 時間:9:30~16:35 (90分×4コマ)
- 費用:15,000円
- その他:定員あり、医療経営士初級テキストが必要
ぼくは受けていないので詳細は分かりませんが、対策講座を受けて合格された方も会社にいらっしゃいました。
受験料に加えて別途費用は発生しますが、短期間で結果を出したいという方にはおすすめです。
まとめ:医療経営士3級の勉強は、問題集と教科書の使い方がキモです
- 医療経営士は病院や診療所の経営に関する知識を持っているスペシャリスト
- 問題集で問われた問題を教科書へ簡単に書き写して学習効率UP
- 勉強時間がない方には試験直前対策講座もおすすめ
以上、ぼくが実践した医療経営士3級の勉強方法を紹介しました。
時間の許す限り教科書を読んだり、くりかえし問題集を解いていきましょう。くりかえし実践することが合格に必要な知識を頭に残してくれるはずです。
試験合格に向けて勉強頑張ってください( ^∀^)