営業の大変なところはこんなところ!6つ紹介します【現役営業マンが解説】

タイトル

 

就職活動中だけど、営業の大変なところってどんなところなんだろう。

こんな疑問にお答えします。

ぼくは製薬会社で営業をしていますが、就職活動中に営業で苦労するところを自分なりに考えたけどなかなかイメージするのが難しかったという経験があります。実際に3年ほどはたらいてみてわかったことも多いので、営業の大変なところを紹介していきたいと思います。

本記事の内容

  • 営業の大変なところ(ぼくが思う)
  • 営業のどんなところが大変なのか調べる方法

ぼくが思う営業の大変なところ

営業道具

ぼくが思う営業の大変なところは、

  1. 相手の立場になって提案すること
  2. 相手の信頼、信用を得ること
  3. 相手に納得して商品を買ってもらうこと
  4. 詰めの作業
  5. 理不尽に怒られる、こともある
  6. 内勤業務、事務作業

の6つです。

順に説明をしていきますね。

相手の立場になって提案すること

営業の大変なところは、相手の立場になって考えることです。

他の業種でも言えることなのですが、営業だと例えば商品を買ってもらいたい顧客の状況をあらかじめ知っておくこと。たくさんの得意先がある中でそれぞれのお客さんの状況を知っておくことは大変です。

なぜかというと、事前のリサーチがたくさん必要になるためですね。

また、営業数字に追われた仕事をしていると相手の立場になって提案するという当たり前のことが頭から抜けてしまうことがあります。なので、個人的には相手の立場になって提案することは、営業をやっていて大変だなと感じます。

りょうた

商品を売ろう、売ろうと考えれば考えるほど、自分よがりな提案になってしまうんですよね。入社前は簡単にできるとぼくも思っていたのですが、追い込まれると、忘れがちなときもあります、、、汗

相手の信用を得ること

 

お客さんや社員の信用を得ることも営業にとって大変だと感じるときがあります。

相手の信頼、信用を得るのは時間がかかるし、かけた時間とはうらはらに崩れるときは一瞬でなくなってしまうためです。

あなたも経験があるかもしれませんが、小学生の頃からずっと仲の良かった友人とケンカをしてしまってそれからというもの縁がきれてしまった。こんな経験ないでしょうか。

信用を得るのは長い年月がかかりますが、崩れるのは一瞬。信用をコツコツ積み上げていかなければいけないのが、営業の大変なところでもありますね。

とはいえ、信用の積み上がったひとは多少のミスは許されることもありますので深く考えすぎることもないと思います。ぼくの経験から信用は相手の期待値を超えることで積み上がります。いろんな人がいますので、相手の信用を得ることは難しく、大変だなと感じることもあります。

りょうた

新入社員のころはできないことが当たり前なので、周りの社員に「意外とやるな、こいつ」と思ってもらえるようにがんばるとあとが楽になります。ぼくも「お前ならできるだろう」と仕事も任せてもらえたという経験がありますのでがんばりましょう。

相手に納得して商品を買ってもらうこと

営業をやっていてお客さんに納得してもらって商品を買ってもらうのは大変です。

ぼくの職業は相手が医師なのでプライドが高くて、身分が高くて、知識量も圧倒的に上。とくに長年の経験があるのでそう簡単には、お薬をつかってくれないのです。そんな鉄壁の壁みたいな人たちに納得してもらって商品を買ってもらうのは営業にとって大変で苦労しているポイント。

商品のメリットが伝わっていたとしても、納得してもらわないと買ってくれないので工夫が必要ですよね。上司を連れていったり、商品説明の仕方を考えたり、医師の交友関係から薬の処方につなげたり。

営業が大変なところは、お客さんに納得してもらうためにあの手この手を使って営業活動に工夫を加えてみるところです。ここは正直、楽しさもあります。

詰めの作業

詰めの作業は営業にとって大変な業務のひとつです。

詰めっていうのは、決算月に商品を通常よりも多めにかってもらうように得意先に依頼する仕事です。

なんでこんなことをするのかというと、決算月に外部に公表する数字をよく見せるためです。

通常よりもおおめに商品を買ってもらうことで株主へウチの会社はうまくいってますよと数字で示すことができます。

詰めの作業の大変なところは、

  1. 商品を多めに買ってもらうようにお願いしないといけない
  2. 相手にイヤな顔をされ、営業の精神がすり減ってしまうこと

にあります。

お願いする営業もイヤですし、お願いされる得意先もイヤですよね。だからこそ、営業にとって詰めの作業は大変なのです。正直、会社のためだけにやらないといけないのは非常につらいものがあります。

理不尽に怒られる、こともある

お仕事なので得意先に怒られることもあります。

自分のミスで怒られるというのは仕方のないことなのですが、理不尽な理由で怒られることもあるのが営業の大変なところのひとつです。

もちろん、営業にかぎったことではないですが、仕事においては避けられないことかもしれません。世の中にはたくさん人のひとがいますからね、、、。

対処法ですが、

  1. 理不尽に怒ってくるひとからは、離れる
  2. 怒ることにエネルギーを使っていてもったいないなぁと適当に思っておく/li>

たいていの人というのはあなたの人生に無関係なひとばかりですので気にする必要がないと思います。営業は理不尽に怒られることもあるので、大変なときもあります。

りょうた

余談になりますが、気をつけていだきたいことがあります。あなたのミスに対して叱ってくれる人の存在は大事にしたほうがいいということです。怒りって労力を使いますが、エネルギーをあなたのために使っているわけなので。ぼくも理不尽な怒られ方をしたのですが、消耗したくなかったので、どうせこの理不尽に怒ってくる人は自分の人生に関係のないひとだとわりきって接しています。無になれて有効なのでおすすめです。

事務作業

個人的な意見なのですが、

営業にとっての事務作業は大変な業務のひとつだと思います。

なぜかというと、

わりとムダが多くて時間がかかることばかりなためです。

事務作業がたまっていくと本来の外回りの営業の攻略に時間をかけたいときにかけられないということが起きてしまうんですよね。事務作業が利益になるのであれば進んでやりますが、利益にならないんです。

どうしても会社のための業務になってしまいます。なので事務作業は営業の本来の仕事がジャマされてしまうという点で営業にとっては大変な業務です。

例えば、会社経費を使ったときの精算業務、上司が部下の仕事を管理するための入力資料、社内の申請書類などがあります。事務作業がなくなれば、営業だけに集中できるのでラクだなって思います。

営業のどんなところが大変なのか調べる方法

パソコン

実際にあなたの希望している会社ではたらいている社員の方に連絡をとってもらって会ってみるのが一番いいと思います。

詳しい人に聞いた方がはやいですからね。遠慮せずに聞いてみるといいと思います。

りょうた

方法ですが、ぼくがいま就活生の立場なら、採用人事のひとに頼んでみて家から近い支店で働いているひとにアプローチをかけてぶっちゃけた話を聞くってことをやると思います。製薬業界のことでしたら、ぼくもお答えできることもあると思います。気になるひとはツイッターからDMいただけましたらと思います。

まとめ

営業の大変なところ

 

  • 相手の立場になって提案すること
  • 相手の信頼、信用を得ること
  • 相手に納得して商品を買ってもらうこと
  • 詰めの作業
  • 理不尽に怒られる、こともある
  • 内勤業務、事務作業

とはいえ、何が大変かなんてひとによっても違いますし、会社によっても違いますし、実際にはたらいてみないとわからないことも多いはずです。だからこそ、ミスマッチを防ぐために希望する会社ではたらいているひとにあってみるというのは最適な方法だと思います。