悩んでいる人
こんな疑問にお答えします。
山小屋に初めて泊まる人にとって、小屋泊はイメージしにくいものです。
りょうた
ですが、必要なもの、あると便利なものが事前にわかっていると、宿泊のイメージがぐーんと湧きやすくなると思います。
そこで本記事では山小屋泊で必要なアイテム、あると便利で快適に過ごせるアイテムについて紹介をします。
ですので、
- 山小屋で使えるアイテムが知りたい
- 山小屋の利用ががはじめてで持ち物が不安だ
こんな方には参考になると思います。
記事を読んでいただくことで、山小屋泊の持ち物についての不安がなくなるはず…!
ぜひ最後まで記事をごらんくださいね。
目次
【重要度:高め】山小屋泊であると便利なもの
まずはじめに山小屋で確実に必要だ!というアイテムはほぼないです。
山小屋なので、基本的になくてとても困るものというのはあまりないかと。
ですが、「あると便利だ」というものはたくさんあります。
なので、今回はこういったものを中心に紹介していきますね。
重要度 高め
- ヘッドライト
- サコッシュ
- モバイルバッテリー
- 防寒着
こんな感じ。
もちろん重要度については、宿泊日数や個人的な主観が入っているので一概には言えません。
とはいえ、上記であげたものはぼくの経験上あった方がいいと思うものばかりです…!
ヘッドライト
ヘッドライトは登山の標準装備ですが、小屋泊でも重要です。主な用途は下記。
- 暗くなって足元を確認するとき
- 枕元でランプにして使用する
山小屋では消灯時間も早い場合が多いので、ヘッドライト枕元にセッティングしておくのがいいでしょう。
ビニール袋をかぶせて使用すると、間接照明のような優しい明かりになります。
▲テント内でヘッドライトにビニール袋にかぶせた様子。意外と広範囲に優しい光が広がる。
サコッシュ
サコッシュバックも山小屋であると便利なアイテムだといえます。
なぜなら、小屋内での移動時に必要なものをすべてサコッシュに入れておけるからです。
りょうた
りょうた
▼ぼくはグラナイトギアのハイカーサチェルを愛用しています。
関連記事>>グラナイトギアのハイカーサチェルをレビュー【5つのおすすめ理由】
モバイルバッテリー
スマホで現在地を確認できるようになったいま、「スマホの電源なくなる問題」は登山者にとって致命的です。
そのため、モバイルバッテリーは登山では必須のアイテム。
小屋泊では充電器さえあれば、充電ができるところが多いです。
しかし、山小屋では電力の供給が限られていることもあり、有料となっているところも…
また、小屋が混んでいると多くの利用者が電源を使用していて、充電したいときに使えないなんてこともあります。
なので、自分の好きなタイミングで充電ができるように、モバイルバッテリーは確実に持っておきたいところですね。
りょうた
- 小型軽量
- ソーラー式
- ライトなどがついた多機能モバイルバッテリー
ぜひ上記のような視点でモバイルバッテリーをチェックしてみてください。
▼こんなのです。
防寒着
小屋泊だからというわけではないですが、ソフトシェルやフリースなどの防寒着は持っておいたほうがいいです。
というのは、2000m以上の山だと真夏でも朝夜外に出ると寒いから。
もし星空観察や朝日を見るために、外に出るのであればしっかりとした防寒対策が必要なんです。
りょうた
ぼくの場合には夏山でもソフトシェルと薄手のフリース。9月に入ると、ダウンも持参しています。
【重要度:低】山小屋であると便利なアイテム
重要度 低め
- スリッパ
- ミントオイル
- 耳栓
- 速乾性のタオル
- 三脚
- COFFEE BREWER
- 水のいらないボディソープ&シャンプー
スリッパ
山小屋では外履き用の共用サンダルは置いてあるのですが、スリッパはないです。
室内では素足か靴下で移動される人が多いですが、それが不快ならスリッパ持参をおすすめします。
スリッパがあることでより快適に過ごすことができるでしょう。
ちなみに少し高価なスリッパよりも、100均に売っているものがうすくてかさばらないのでオススメです。
ミントオイル
臭いが気になる方にはハッカ油などのミントオイルがおすすめ。
りょうた
そこで、周囲の方を「臭い」で不快にさせないためにもニオイ対策アイテムは持っておきたいところ。
もちろん、いい香りのする制汗剤でもいいです。
しかし、特有の匂いが苦手だという方もいると思います。
りょうた
そのため、山小屋使用では無臭タイプのオイルや制汗剤がおすすめですよ。
りょうた
耳栓
山小屋でぐっすり眠るために耳栓は必須アイテム。
かさばらなくて軽量、価格も安いので安眠したい方は持っていきましょう。
りょうた
速乾性のタオル
タオルも登山用品の標準装備ですね。
山小屋では枕カバーとして使えます。
もちろんなくてもいいですが、人が使った枕に抵抗があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか…
りょうた
速乾性のタオルを持参すれば、枕カバーとして使用後は洗ってザックにひっかけておけばすぐに乾きますよ。
ぼくが使用しているのは下記です。
コンパクトにまとまるので、いつでも使用できるようにサコッシュに引っ掛けています。
▲こんな感じです。
三脚
カメラで星空撮影をするのであれば、三脚は必須のアイテム。
持っていくと荷物は増えますが、星空を写真に収めることで自己満足感が得られます。
りょうた
▲三脚があったからこそ、撮れた星空の写真。実際にはもっともっときれいだったのです。
COFFEE BREWER
朝日を待つときにあたたかいコーヒーを片手に優雅に。
いつものインスタントでもいいですが、ちょっとだけ贅沢に。
そんな方におすすめなのが、COFFEE BREWERです。
COFFEE BREWERの特徴は下記。
- 必要なのはお湯だけ
- かさばらず軽量
- フィルター再利用可能
一度使用すれば、あとは自分の好きな豆を入れることができます。
なので、コーヒー豆にこだわりがあるひとにはとってもおすすめです。
りょうた
▼お湯を沸かすときに必要なクッカーを持っていないという方はこちらを参照ください。プリムスのスターターボックスは安価でコスパもよくておすすめな商品です。
関連記事>>【初心者におすすめ!】プリムスのスターターボックスがおすすめな4つの理由
水のいらないボディソープ&シャンプー
山小屋では温泉が完備されているところは珍しいです。
登りでたくさん汗をかいたのに、お風呂に入れないと不快に感じる人も少なくないでしょう。
そこで使用したいのが、水が必要ないドライシャンプーやボディソープです。
お風呂のない山小屋でもお風呂上がりのようなさっぱり感を感じたい…!
こんな方はチェック必須ですよ。
まとめ:山小屋で最小限のアイテムで最大限の快適さを得よう
本記事では山小屋泊で必要なアイテム、あると便利なアイテムについて紹介をしました。
当然、ふだん使っているものをすべて持っていけば、山の上での暮らしも快適になります。
ですが、便利なものすべてを背負って持っていくことはできませんよね。
限られたものの中でどうやりくりするのかが山での宿泊の面白いところでもあります。
ぜひ今回紹介したアイテムを参考にして、小屋泊の準備にトライしてみてください!