もう営業を始めて3年目になる。仕事に慣れてきてだらけてきたな。ほんとにいまのままでいいのだろうか。少し危機感を感じている…。
こんなふうに考えている人もいるのではないでしょうか。
ぼくも入社して3年目になります。仕事にたいしてわるい意味での「仕事慣れ」してきており、自分へのいましめとして記事を書きました。
自分の仕事にたいして「ほんとにこのままでいいのかな」と少しでも思っているひとは2分ほど記事にお付き合いください。
本記事の内容
- わるい意味での「仕事慣れ」を6つ集めてみました
- 営業3年目仕事慣れしてきたころにオススメな本
目次
【営業3年目】現状に満足してしてませんか【このままでいいの?】
営業を始めて3年目。仕事にも慣れてきて現状に満足していませんか。今の仕事に満足してしまうとのびしろなしです。
人生100年時代といわれる中で、若いころを向上心なしで過ごしてしまうのは非常にもったいないですよ。
若いうちは活力あるし体もバリバリ動きますよね。そんな時期にわるい意味での慣れは今後のキャリアをつぶしてしまうことにもなりかねません。
仕事をはじめて3年目にありがちな「仕事慣れ」を集めてみました。一緒に確認していきましょう。
営業3年目にありがちなわるい意味での仕事慣れ【やってはいけない6つのこと】
起床時間が遅くなりがち
仕事に慣れてくると起床時間が遅くなりがちです。
朝早起きして出社して得意先を回っていた当時を思い出してください。
今や出社時刻ギリギリに起床。仕事への緊張感がうすれてしまっている証拠ですよね。起床時間が遅くなり仕事がだらけているひともいるのではないでしょうか。
夜遅くまで仕事をするよりも、朝のうちに仕事をやるほうが集中できますよね。それはなぜかというと、
集中力には限りがあるためです。
夜になるとひとは1日中、意志決定をしているので集中力を消耗してしまっています。朝になると、それがリセットされているのでフルパワーを使える、集中できるんですよ。
朝30分でも1時間でもはやく起きることができるように努力して生産性を高めましょう。
営業に対して意欲が薄れる→時間を決める、アポ取りを意識
だらだらと営業してしまう。もっとまわれるはずなのに、スマホをいじって時間を無駄に過ごしてしまう。実際、ぼくもそうなのでよくわかります。笑
「ダメだ。ダメだ」と思いつつもだらけて時間を過ごしてしまうのはよくあること。
時間を決めないとダラダラしてしまうので、「休憩時間を決めてから休憩にはいる!」ということを徹底しましょう。
もしくはアポイントを入れるのも有効です。アポイントをすっぽかすことはできないので時間を意識した営業活動ができますよ。
行きたい得意先に行ってしまう
売り上げ、市場が大きい先ではなく行きたい、話しやすい得意先ばかりに足が向いてしまう。
自由度が高い営業だからこそありがちなことです。でも営業は数字がつきまとうため、市場性を考えて営業活動をしなければなりません。
市場が大きい先から攻略するのはあたりまえ。たしかに「どうしても苦手で行きたくない」という意見もよくわかります。だれしも苦手なひとはいるものです。
そんなときはひとをうまく活用しましょう。
上司を連れて行く、できる営業のひとに一緒に行ってもらうなど。少しは自分ひとりで行く回数が減り、ラクに営業ができると思いますよ。
勉強にたいして意欲がうすれる
自社製品の知識をお昼ごはんを割いてまで夢中になって勉強していた入社1年目。
かたや、ある程度知識がついてきたため製品の勉強を怠っている入社3年目。
ほんとにそれでいいのでしょうか。もっともっと努力しだいでは成長して上を目指せるのでは⁇
一度でも「勉強をしなくても大丈夫だ」と思ってしまうと一生勉強しなくなります。
ひとはラクな方向に流される生き物だからです。
ラクな方向に流れるのはとても簡単なことですよね。一度きりの人生。スマホの画面をみるより、現実をみないとなにも変わりません。もう一度、勉強にトライをしてみましょう。絶対に何か変わるはずですよ。
仕事を後回しにしてしまう
入社してすぐはその日のうちに仕事を終わらせるように努力していましたよね。
今の自分はどうですか?ぼくの場合は入社してすぐよりも今のほうが仕事を明日に回してしまう頻度が多くなってきました。
もちろん、仕事の優先順位を考えていればオーケー。ですが、締め切りぎりぎりまで残してしまうことも。
“どうせ締め切りに間に合うんだから。”
それでもいいですが、仕事はどんどん増えて埋もれていきます。なるべくはやく片付けて効率的な仕事を心がけましょう。
ぼくの見てきたできる営業マンは圧倒的に仕事のスピードが早いんですよね。入社したてのころを思い出して仕事に取り組んでみましょう。
仕事に対して手を抜いてしまう
「これでいいや」は仕事の完成度を下げがち。
会議資料、プレゼン資料、訪問準備、営業クロージングなどなど。3年目で慣れてくると手の抜き方にも慣れが出てきてしまいます。
もちろん効率を考えるとすべて100%の仕事をめざす必要はありません。
なぜかというと、80を100にするのと、60を80にするのは労力のかけ方がちがうためです。
ですが、いまの自分の能力を100%出し切らないと成長できません。追い込まれたときひとは成長していきます。仕事の優先度でリソースの配分を考えていきましょう。
営業3年目で仕事慣れしてきたころにオススメな本
「ほんとにこのままでいいのかな」と思ってしまったら、何かしら行動にうつすべきです。
自分に変化をもたらしたいときにオススメしたい2冊の本がこちら。
チーズはどこへ消えた? スペーサー・ジョンソン
チーズを求めてさまよう2人の小人と2匹のねずみの物語です。世界的によく読まれている名著ですね。
本を読んだら絶対になにか行動にうつさないといけない気持ちになりました。変わりたいんだけど、変わることが怖い、という方には参考になると思います。
お財布に余裕があれば、読んでみることをオススメ。とはいえ、1000円未満ととてもお財布には優しいです。
変化はひとをよりよいところに導いてくれる。その時点ではそうは思えないとしても。
チーズはどこへ消えた?より
自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo
集中力はトレーニングによって鍛えることができ、それをうまく活用するための手法がまとめられた本。
集中力を高めるためのやり方が論理的な根拠とともに紹介されており、とても読みやすいですね。
内勤の仕事の質を高められる要素がたくさん詰まっていました。なので自分は集中力がかけている、集中するのが苦手、今以上に集中力を高めたいというひとは確実に読んだ方が得ですよ。
まとめ
営業3年目にありがちな仕事慣れ
- 起床時間が遅くなってしまう
- 営業に対して意欲が薄れてしまう→時間を決める、アポ取りを意識
- 行きたい得意先に行ってしまう
- 勉強にたいして意欲がなくなってしまう
- 仕事を後回しにしてしまう
- 仕事に対して手を抜いてしまう
仕事に慣れてきたころって手を抜いてしまいがちでだらけてしまします。ですが、今後のキャリアを考えてみると「ほんとに今のままでいいのか」と自分に問いただしてみる必要がありますよ。
さっそく改善に向けて行動にうつしてみましょう。