エッセンシャル思考はどんな人におすすめか?ーーエッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする

タイトル

 

エッセンシャル思考ってなに?どんな人におすすめなの?どんな本なのかも知りたいな

こんな疑問に本書を読んだ営業マンがお答えします。

りょうた

エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にするという本を読みました。エッセンシャル思考は仕事に追われてしまっている人におすすめの思考法です。簡単に内容を共有していきますね。下記のような方におすすめの本ですのでチェックしてみてください。

エッセンシャル思考はどんなひとにオススメしたいか

  • 仕事に追われているひと
  • 頼みごとを断れないひと
  • 仕事を管理するのがニガテなひと
  • 継続するのがニガテなひと
  • 営業をやってるひと

本書でわかること

  • 今、重要なことはなにかを選択できる思考法
  • 優先順位をうまく決める方法
  • エッセンシャル思考におけるトレードオフの重要性

あなたのやっていることは今、すべきことなのか

労働者

少ない労力で、より多くの成果を出すことために必要な思考法が書かれた本。

この本ではほんとに優先すべきことはなにかを判断するための思考法を学べる。重要なことだけやれというのは、ある意味極端すぎる内容なんだけど、あれもこれもやってしまうというひとには参考になる内容になってますのでチェックしてみてください。

りょうた

とくにはたらいているひとだと忙しければ忙しいひとほどやるべきことがたくさんありすぎて、どれを優先すればいいのかわからないことがあると思います。仕事に追われてしまって、疲れたという人にはおすすめですよ。

ぼくが感じた本書のおもしろポイント

  • ほんとに重要なことをやれという主張は営業やっているぼくには響く内容だった
  • 仕事をしくみ化する方法がためになる
  • エッセンシャル思考の人と非エッセンシャル思考の人の違いが表で明確に示されているのでわかりやすい

りょうた

営業目線でいうと、雑務に追われて、本来の数字をあげる仕事って見失われてるときもあるので参考になります。ほんとにいま、やるべき仕事なのか?ということをつきつめているので、上記にあてはまる営業職のひとにはわりと参考になると思いますよ。

エッセンシャル思考とはなにか

電球

Essentialは和訳すると、不可欠、必須という意味で、「必須の思考」となります

基本の考え方は、

  • 選択する

どの仕事に時間を割くか

 

  • ノイズをはずす

なにが重要なのか、ほとんど、大半のものは重要でない

 

  • トレードオフを意識

何もかもやるなんてできない。どうやって全部終わらせるか、ではなくどの問題が重要かと考える。ありがちなのが、全部終えて満足してしまうこと。

トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである(参考:Wikipedia)

りょうた

エッセンシャル思考を身につけるメリットは、常に“重要なことはなにか⁇”と考えられる点です。なぜこの思考が重要かというと、今後は情報がさらにあふれる社会となるため。「たくさんな情報から重要なものだけを選んで、成果を出すことがより大切になってくるのかな」と本を読んでて思いました。

エッセンシャル思考を実践するための方法論まとめ(見極め、捨てる、しくみ化)

ノート

 

エッセンシャル思考を実践するためには、

  1. 見極める
  2. 捨てる
  3. しくみ化

を意識してみると本書にはあります。

見極めよう

“選ぶ”という行動を身につけることは大変重要です。

 

“万物の大半はほとんど価値がなく、ほとんど成果を生まない。少数のものだけが非常に役立ち、大きな影響力を持つ。”(参考:エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする)

 

どういうことかというと、成果に必要なものはじつは少ないので、成果を出すならそれだけをやれということです。何が重要なのか、何が課題なのかを見極めることができれば、その障害を取り除いていけば、少ない労力で成果が最大化されると。

りょうた

営業をやっているので共感したのですが、やることが多すぎてなにをやれば利益や売りが最大化されるのかっていう思考が抜け落ちてしまうことがあるんですよね。今、ほんとに重要な何か常に問い続けるクセをつけることが大切なのかなと。会社なので成果につながらないこともしないといけないですが、、、

捨てよう

不必要な考えは捨てる。

もしもたったひとつのことしかできないとしたら自分はなにをやるか?考えるといいです。

「クローゼットの整理法」の例えがイメージしやすかったので共有します。クローゼットって必要なものと不必要なものを区別しないと、あふれてしまいますよね。エッセンシャル思考はクローゼット整理の考え方です。

評価する

いつか着る可能性があるか?という考え方はやめる。大好きか、似合うか、頻繁に着るかを考える。仕事におきかえると、ほかの何よりも重要な成果が得られるか。

捨てる

不要なものと判断したら、捨てる。ただし、ひとはすでに持っているものを実際よりも高く評価する傾向がある。なので、考え方はいま持ってなかったと仮定して、いまからお金をはらうかと考える。捨てる努力をしないと、やるべきことが増えてしまう。

実行する

整理整頓されたクローゼットをきれいなままを維持しよう。選び抜いた服を使いまくるように、厳選したことを習慣化して実践すること。

最近増えてきているミニマリストはモノを厳選できるという点で自然にエッセンシャルな思考ができているのかなと思いました。

”非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。”(参考:エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする)

りょうた

ぼくもわりとどっちもやってやろうと無理してしまうことも多いのですが、エッセンシャル思考の人はどの問題を選択するかと答えをしぼる。成果のでる方法を選択する思考法を身につけよと本書に書いてありました。これは仕事がたくさんあるときに実践できる考え方ですよね。

しくみ化しよう

仕事やすべきことをしくみ化しておくことでメリットがあります。

しくみ化をかんたんにいうと、習慣化のことです。なんども反復することで結びつきが強化されて、情報の伝達がスムーズになるということ。しくみ化するメリットは、脳を使いすぎずにタスクを実行できることです。このへんの習慣化の話は、DaiGoさんの自分を操る超集中力という本を読まれるのがおすすめ。

しくみ化にはトリガーを使おう

トリガーとは、ある行動を自動的に呼び起こすためのきっかけです。どうしてもしくみ化できないなら、行動ではなくトリガーに着目してみましょう。

例えば、仕事終わりに帰宅して靴を脱いだら、まず何より先に筋トレするとか。行動自体に目を向けるのではなく、行動を引き起こすトリガーに着目すればいいということ。ここでいうと、靴をぬぐということがトリガーで筋トレが行動ですよね。

りょうた

2008年の北京オリンピックで8個の金メダルをとった水泳選手マイケルフェルプスの話が本書に取り上げられています。試合の前にはいつも同じことをして、試合に勝ってきたという。トリガーを習慣化したい事柄とうまく結びつけてあげると効果的に仕事ができそうです。ぼくも早速実践してみようと思います。

まとめ:重要なものはどれかを見極めて、しくみ化して成果を出す

クエスションマーク

どうしても忙しくなってしまうと、目の前の仕事ばかりに目がいってしまいますよね。でもそこで立ち止まって、ほんとにこの仕事って重要なのかって問いかけてみると、成果に結びつく仕事が埋もれてしまわないのかなと思いました。仕事が忙しくて、、、という人にはほんとにおすすめな思考法、それがエッセンシャル思考です。漫画版もあるみたいですね。サクッと読みたい人はこちらもチェックしてみてください。