医薬品営業職MRになりたいんだけど、どうしたらいいんだろう。
こんな疑問にMR3年目のぼくがお答えします。実は、新卒の採用と中途の採用では方法が異なっています。
結論から言うと、MRになるには、新卒では大学卒業がほぼ必須、中途未経験ではコントラクトMRから始めることがおすすめです。
本記事の内容
- MRになるにはどうすればいいのか?(新卒・未経験中途向け)
- MRになる前にやっておいたほうがいいこと(経験談)
記事を読んでいただくことで、MRになるための方法がサクッとわかるはずです。
目次
MRになるにはどうすればいいのか?
MRになる場合で2つのケースで最善の方法を考えてみました。
- 新卒採用の場合にはまず4年生の大学を卒業する
- 中途未経験での採用の場合にはコントラクトMRからの採用を目指す
新卒でMRになるには?
4年生大学を卒業するのが最短でMRになる方法です。
なぜなら、現在の製薬会社の新卒採用では4年生大学の卒業でしか基本的には採用されていないためです。
実際に、マイナビのような就活サイトをのぞいてみるとわかるかと思います。
新卒では4年生全学部が対象、もしくは薬学部なら6年生で採用という方針が多いです。
りょうた
中途未経験でMRになるには?
未経験からMRになるには、まずはコントラクトMRからはじめてみてるのがおすすめ。
なぜなら、MRの業務を派遣社員という形で経験できるためです。
実際にアパレル→コントラクトMR→弊社に入社している上司もウチの会社にいます。
営業未経験でいきなりMRになるのもありだと思いますが、少しハードルが高いかもしれません。
なので、未経験からMRになるにはまずコントラクトMRを経験してから、正式に製薬会社に入社するという流れがおすすめです。
りょうた
MRになるために資格の有無は問われるのか?
MR認定資格があります。正式にMRになるにはMR認定試験に合格して、6ヶ月の実務を経験しなければなりません。
入社前の事前学習は必要なしです。新卒の場合には、入社1年目で試験がありますので、試験に合格すればOK。
難易度としてはボーダーラインが7割〜8割ぐらいの試験です。
りょうた
関連記事>>MR認定試験の勉強方法を入社3年目の僕が解説します【やり方が重要】
MRになるために認定資格以外の資格でおすすめはあるのか?
新卒採用の場合には、資格を持っていたとしてもそこまで採用に影響することはないと思います。
なぜなら、ぼくも資格を持たずに入社してきているためです。
実際には、資格のあるなしはそこまで採用に影響はしないと考えられます。
資格そのものよりも、なぜその資格をとったのか、資格を取るためにどのように頑張ったのかが大切です。
りょうた
MRになるには?事前にやっておいたほうがいいと思うこと(経験談)
MRになる前に事前にやっておいたほうがよかったことをあげてみました。
- 色々な経験を積んでおくこと
- MRになる前に社会人一般のマナーをざっと学んでおくこと
- インターンシップに参加をしておくこと
- MRになるまえに業界の将来性についてはしっかりと勉強しておくこと
- 入社の目的をはっきりさせておくこと
- 本をたくさん読むこと
MRになるには色々な経験を積んでおくことが大切
具体的には実績をあげた経験があるといいと思います。
なぜなら、エントリーシートの自己PRと面接に使えるため。
実際に、実績をあげた経験があると自己PRと面接ウケはいいです。例えば、居酒屋バイトで売り上げに貢献など数字をあげた経験があるといいと思います。
りょうた
関連記事>>【結論】営業の自己PRは会社で求められている能力を書けばOK【簡単】
MRになる前に社会人一般のマナーをざっと学んでおく
MRになる前に社会人のマナーと敬語の使い方については学んでおいたほうがいいです。
なぜなら、MRの面会相手は身分の高い医師だからです。
実際に1日に何十人の医師と面会して情報提供することもあります。そこで失礼な言葉やマナー違反があっては、問題外。取引以前の問題はできるだけはずしておくのが吉です。
とはいえ、マナーや敬語は慣れの部分もあるのでそこまで心配する必要はありません。
りょうた
MRになるにはインターンシップに参加をしておくのがおすすめ
インターンシップについては、参加したほうがいいとぼくは思います。
なぜなら、働きかたや製薬業界の理解につながるためです。
実際にぼくは製薬会社4社のインターンシップに参加して、MRの職業についての理解が深まりました。インターンシップの参加が自己PRや採用面接の際にまちがいなく活きていたと思います。
なので、MRになるためにインターンシップに参加するのはメリットが大きいです。
りょうた
MRになるまえに業界の将来性についてはしっかりと勉強しておくこと
MRになるまえに製薬業界の将来性と自分の会社の将来性についてはしっかりと勉強しておくこと。理由は二つです。
- 製薬業界の理解が採用面接の際に活きてくることがある
- 伸びない業界に身をおくことにメリットは少ない
業界全体の理解は採用面接の際に聞かれることがあるため、理解を深めておくことが大切です。
製薬業界やMRの将来はより一層厳しくなると考えられます。製薬業界の今後を考えたうえで、自分が入社して働く意味を考えてみてくださいね。MRの将来については下記の記事にまとめていますので参考にしてみてください。
関連記事>>MRの将来|MRはいらないと言われる5つの理由
入社の目的をはっきりさせておくこと
MRになるまえに入社の目的をはっきりさせておくこと。
なぜなら、何の気なしに入社して退職する人も多いためです。実際にぼくも何も入社前にはなんにも考えていませんでしたので、目的を持って入社するのはおすすめ。
目的はなんでもいいです。例えば、お金をしっかり稼ぐこと、趣味を充実させるために、家族を養うために、スキルを磨くために仕事をするなど。
目的や仕事をやる意味がないと、わりとしんどい仕事なので続かないかもしれません。
なので、入社前にとりあえず入社するのではなく、働く目的を持ってMRになりましょう。
りょうた
関連記事>>営業でやる気が出ない原因→仕事に意味を見出せていないから【解決策あり】
本はたくさん読んだほうがいい
MRになる前に本をたくさん読んでおく。
なぜなら、入社前にほかの社員に差をつけることができるため。
実際に、社会人になるとおどろくほど周囲の人は勉強しません。なので、MRになるまえに本を読んでおく習慣を身につけておくために、読書をしておきましょう。
ぼくが学生のときに読んでおいたほうがよかったなと思う本はこちら>>
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略[Kindle版]
関連記事>>人生100年時代を生き残るTipsーーLIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
関連記事>>【書評】残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法【好きなことで生きること】
まとめ:MRになるには新卒では4年生大学を卒業することが先決
新卒:MRになるには、4年生大学を確実に卒業する
未経験中途:MRになるには、コントラクトMRから正社員での採用・転職を目指す
MRになる前にやっておいたほうがよかったこと(経験談)
- 色々な経験を積んでおくこと
- MRになる前に社会人一般のマナーをざっと学んでおくこと
- インターンシップに参加をしておくこと
- MRになるまえに業界の将来性についてはしっかりと勉強しておくこと
- 入社の目的をはっきりさせておくこと
- 本をたくさん読むこと